日景温泉

GWで巡った温泉紹介シリーズの続きです。
今回は、秋田県と青森県の県境、矢立峠にある日景温泉です。

矢立峠周辺には、津軽湯の沢温泉、古遠部温泉、矢立温泉など強豪揃いなのですが、今回はまだ宿泊したことのなかったこの日景温泉をチョイスしてみました。

お風呂はヒバ造りの広々とした湯船に白濁した硫黄泉が掛け流されていて、大変素晴らしいお湯です。ここで湯治をしてアトピーが治ったという人もいるそうなので、効能も期待できます。

成分分析表です。

温泉でも癒やされましたが、宿の名物の猫にも癒やされました。

次の日は、弘前城の桜を堪能しました。
弘前城は日本有数の桜の名所だけに、城内に何時間いても飽きることはありませんでした。


せんべぇ (2012年07月08日 23時21分)
日景温泉の内湯、すっきりとした美しさでかっこいいですね。
遠いけど、入りに行きたいです。

情報システム部(2012年07月09日 23時59分)
余計なものが無いシンプルな美しさですね。
ヒバ造りの湯船は入り心地もいいので、機会があれば是非行ってみてください。

八甲田温泉

今回ご紹介するのは、八甲田温泉です。八甲田温泉は、その名の通り八甲田山の麓にあります。八甲田周辺には酸ヶ湯温泉をはじめとして名湯が沢山ありますが、その中の一つになります。

八甲田温泉には源泉が何本かあり、泉質もそれぞれ異なっていて、もちろん全て掛け流しなので湯浴みを思う存分楽しむことができます。宿のご自慢は、今年からオープンした炭酸泉「ラムネ会館」です。ラムネ会館では炭酸泉がたっぷり注がれた湯船を楽しむことができ、使っていると体中が泡々になります。炭酸泉なのでぬるめですが、長く浸かっていると徐々に温まってきます。暑くなるこれからの季節には最適なお湯と言えるでしょう。

宿を出た後は、奥入瀬を散歩したり十和田湖の遊覧船に乗ったりと、この時期のさわやかな青森を楽しみました。

新岡温泉

次にご紹介するのは、青森県岩木山の麓にある新岡温泉です。
新岡温泉は鄙びた温泉民宿ですが、現在は日帰り入浴が中心のようです。(タイミングによっては宿泊も可能なようです。)地元のお客さんが入れ替わり立ち替わり訪れて、結構賑わっていました。
泉質は、ナトリウム 塩化物 炭酸水素塩泉で、大変温まるお湯です。また、泡付きもあって心地よい入浴感です。津軽の温泉は本当に名湯ばかりなので、いくら時間があっても足りません。

路線バスで訪れることも可能ですが、本数が少ないので注意が必要です。

宿の目の前には、岩木山が雄大にそびえていました。

藤七温泉

もう1月以上前のことになりますが、ゴールデンウィークはここ数年恒例となっている東北の湯巡りドライブをしてきました。その中から、まだご紹介していない温泉地を何カ所か取り上げてみようと思います。

まずは、八幡平の山頂付近にある藤七温泉です。

内湯は木造の趣のあるもので、硫黄泉が注がれています。

藤七温泉の白眉はやはりワイルドな露天風呂でしょう。
露天風呂は全て足元湧出なので、新鮮なお湯を満喫することができます。
ただ、源泉の温度が非常に高いので、モロにあたると結構熱いです。
この時期はまだ雪が沢山あるので、雪の壁を見ながらの湯浴みはなかなか面白かったです。

宿までの道路は、この時期見事な雪の回廊となっていて、雪の壁に圧倒されました。


みぃーちゃん (2012年06月18日 14時37分)
この露天風呂外にあるようですが、女性の入浴は?
こんなところでのんびりしたい!

情報システム部(2012年06月18日 22時40分)
女性はバスタオルを巻いて入っていました。(宿でも販売しているようです。)また、女性専用の露天風呂も別にあるようなので、そちらであれば問題なく楽しめると思います。

晴れていれば、夜は満天の星空の下で入浴できるので、気分転換には最高の場所かもしれません。


銀婚湯

札幌を早々と出て目指したのは、銀婚湯です。評判の良いお宿なのが納得できる素晴らしさでした。

渓流沿いの露天風呂「トチニの湯」

露天風呂までの並木道も素敵です。

並木道沿いにある露天風呂「桂の湯」

桂の湯からさらに奥に行ったところにある「杉の湯」

内湯も広々としていて心地よいです。

大沢温泉 (北東北冬の旅 (その7))

五所川原からはバスで新青森駅に出て、新幹線で一気に花巻を目指しました。
花巻のお目当ては、この日の泊まり先である大沢温泉です。

大沢温泉には、ホスピタリティの良い旅館部「山水閣」、茅葺き屋根の建屋がムーディーな「菊水館」、これぞ日本の湯治場というべき「湯治部」があり、今回は菊水館に泊まりました。

茅葺き屋根の宿舎でのんびり過ごす時間は大変贅沢で、時間があっという間に過ぎてしまいます。そして、白眉はなんと言っても名物の露天風呂「大沢の湯」でしょう。

河原にある大きな露天風呂には、無色透明のアルカリ性単純泉が掛け流されており、スベスベ感がかなりあって大変心地よいです。そして、この風景。琴線に響きまくります。この日が最後の夜だったのですが、あまりの心地よさに帰りたくなくなりました。

いつかここで1週間くらい湯治をしたいなと心の底から思いました。
冬の大沢温泉、おすすめです。

百沢温泉 / 嶽温泉 (北東北冬の旅 (その5))

2ヶ月ぶりの更新です。
今更な内容ですが、冬の旅の続きです。

酸ヶ湯温泉を出発して、埼玉屋食堂で昼食を済ませた後向かったのは、弘前です。

弘前市には多くの温泉があるのですが、今回はバスで嶽温泉方面を目指しました。
時間に余裕があるので、途中の百沢温泉に立ち寄ります。

今回立ち寄ったのは、その名も「(株)百沢温泉」です。
そうです、株式会社です。(笑)

もちろん、オフィスではなく、素晴らしい温泉を楽しむことができます。
泉質はナトリウム・マグネシウム-炭酸水素塩・塩化物泉で、緑がかった濁り湯がドバドバと掛け流されています。温度はやや熱めで塩化物系なので、かなり温まります。湯上がりにバス停で待っている間も、冬の青森なのに体がポカポカしていました。

この日の泊まりは、嶽温泉の小島旅館さんです。

こちらは、ヒバ作りの浴槽に白濁した硫黄泉が掛け流されています。
こちらも大変心地よい湯浴みとなりました。

酸ヶ湯温泉 (北東北冬の旅 (その4))

この日の宿泊は、ヒバ千人風呂で有名な酸ヶ湯温泉です。

酸ヶ湯は八甲田の山中にある歴史ある温泉で、いかにも温泉場というムードがあります。とても雪深いところなので、部屋の窓から外を見ると、雪が山になっていました。今現在、積雪量が4m以上らしいので、このときよりもさらに雪が積もっていると思われます。

温泉は、混浴のヒバ千人風呂と男女別の小浴場「玉の湯」があり、どちらも酸性硫黄泉です。

ヒバ千人風呂の入り口(浴室内は撮影禁止です)

白濁した酸味のあるお湯がドバドバと掛け流されており、大変気持ちの良い湯浴みを楽しむことができます。

ヒバ千人風呂は混浴ということもあり、女性の方は抵抗があるかもしれませんが、朝夕1時間ずつ(8時~9時、20時~21時)女性専用時間帯があるので気兼ねなく楽しめると思います。

ヒバ千人風呂の中は、「冷の湯」「熱の湯」「四分六分の湯」「湯滝」があります。
「冷の湯」でかけ湯をし、一番広い「四分六分の湯」で開放感を楽しみ、「湯滝」で肩こりをほぐし、足元湧出の「熱の湯」で湯を心ゆくまで楽しむことができます。

なお、「酸ヶ湯」の名の通り酸性が非常に強い(PH1台)泉質なので、湯が目に入るとムスカ状態(笑)になるので、ご注意ください。


しげ (2012年02月03日 19時33分)
良い温泉のようですね、建物の概観もすばらしいです。

私は昔昔に混浴で夜中に長風呂(特別な意味合いはなくーーー)でのぼせてしまい、湯当たりし仕事を休んでしまいました。
その温泉は
上原謙と高峰三枝子がCM(JR?国鉄?)でもやってた
「いい日旅立ちフルムーン旅行」のポスターの温泉で
法師温泉 長寿館
http://www.houshi-onsen.jp/
この温泉も良い湯でしたよ。

情報システム部(2012年03月03日 21時37分)
返信が大変遅くなってしまい、すいません。

法師温泉、いい温泉ですよね。
自分も一度宿泊したことがあります。

足下から新鮮なお湯が適温でプクプク沸いてくるので、大変気持ちよくてついつい長湯してしまうのも仕方ありませんよね。


流れ星☆ (2012年02月04日 15時23分)
昔昔 行ったことがあります。
「部屋にはテレビはありません。お湯の酸ですぐに壊れてしまうので。」と聞いて さもありなん と思われるイオウのにおいでした。

情報システム部(2012年03月03日 21時41分)
返信が大変遅くなってしまい、すいません。

今はテレビがついています。
(湯治部の部屋については不明ですが・・・。)

もちろん、お湯の酸性は変わらないので、費用面では大変でしょうね。


幌加温泉 鹿の谷(紅葉のぬかびらへ その4)

この日の泊まりは、幌加温泉の鹿の谷さんです。

ぬかびらユースの幌加温泉ツアーで何度もお世話になってきましたが、宿泊したことはありませんでした。今回、念願かなって宿泊することができました。

鹿の谷さんは自炊宿なので、予め食料を持ち込む必要があります。
層雲峡のコンビニで食糧を確保しようとしたのですが、この日は紅葉の時期の連休のせいか、めぼしい品物がことごとく売り切れ・・・。仕方がないので、菓子パンとポテトチップなどを買い込みました。

鹿の谷さんにチェックインする前、やはり何か食べ物を食べておきたいなと思い、三股山荘さんに駆け込みました。豚汁と小豆を使ったケーキを出していただき、何とか食べ物にありつくことができました。体も温まり、本当に美味しかったです。

この夜は、鹿の谷さんの風情溢れるお風呂を十分に満喫できました。
また、女将さんにも大変お世話になりました。ありがとうございました。

翌日は、ぬかびら温泉の湯元館さんでシメて終了です。

雌阿寒温泉 景福 (紅葉のぬかびらへ その2)

オンネトーまで来た理由は風景を楽しむためだけではありません。
もちろん、温泉を外すわけにはいきません。

ここには3軒の温泉があり、どこも非常に素晴らしいのですが、今回は「景福」さんをチョイスしてみました。

景福さんには、男女別の内湯と混浴の露天風呂がありますが、どちらも素晴らしいです。
内風呂は足下湧出なので、新鮮な硫黄泉を思う存分楽しむことができます。
木造の湯小屋もムードが良く、心地よいです。

露天風呂は大きめで、白濁したお湯で満たされています。(他のお客さんがいたので写真は撮りませんでした)
温度は長湯向きで、いつまでも入っていたくなります。
宿泊すれば、満天の星空を眺めながらの入浴も楽しめそうです。