白骨温泉 泡の湯

先週末、白骨温泉の泡の湯に出かけてきました。
今週は雪が降ったようですが、先週はとても天気が良く、昼間は青空、夜は月と星を見ながらゆっくりと温泉を楽しむことができました。

泡の湯はぬるめの硫黄泉で、長湯を楽しむことが出来ます。
有名な露天風呂も良かったですが、内湯の浴槽が特に良かったです。
源泉を加温せずにそのままかけ流しているので、ちょうど人肌くらいの温度でいくらでも入っていられる気持ちよさでした。これはやみつきになりますね。

今回は車で出かけたのですが、行きと帰りでルートを変えてみました。
行きは中央道経由で、信州の山々や諏訪湖がきれいでした。
この冬は久しぶりに諏訪湖の御神渡が見られたようですが、この時期は完全に氷はなくなっており、春の景色でした。

帰りは、長野道と上信越道を経由しました。
姨捨では善光寺平の雄大な景色を楽しみました。

そして、横川のサービスエリアにも立ち寄りました。
横川といえば、碓氷峠と峠の釜めしですが、ここではこのようなものを見ることが出来ました。

かつて碓氷峠がアプト式鉄道だったころ走っていたキハ57「風」のカットモデルです。
「風」と書いたのは、先頭部分は本物の車両をカットしたものですが、九州で走っていたキハ58というアプト式用ではない車両で、客室部分はレプリカだからです。
とはいっても、車体はキハ57もキハ58もほぼ同じなので、当時の雰囲気をよく再現できていて面白かったです。(時々当時の釜飯売りの音声も流れていました。)

満願寺温泉

年末の湯巡りで印象深かった共同浴場の紹介の続きです。
熊本県を代表する温泉といえば黒川温泉だと思いますが、近くにはなかなか鄙びたよい温泉があります。
その一つが今回ご紹介する満願寺温泉です。

満願寺温泉にはいくつかの共同浴場があるのですが、「日本一恥ずかしい露天風呂」と称される「川湯」という露天風呂があります。町の中に流れる川の一部を区切って、そこから湧き出す温泉に入浴できる浴槽を設けたもので、川の中に入っているような感覚になります。もちろん、周りから丸見えなので、なかなか勇気がいりますが、入浴する価値は十二分にある素晴らしい温泉です。

入浴していたら、管理人(?)と思われる方に、「露天風呂だけでは冬場は冷えるから内湯にも入っていきな」とお勧めしていただいたので、川湯のすぐ裏にある内湯の共同浴場にも入らせていただきました。
こちらは、きれいな浴槽に新鮮なお湯がドバドバかけ流しされていて、体を温めることができました。
満願寺温泉、素晴らしい温泉でした。

山川温泉 奴留湯温泉

年末は九州で湯巡りをしてきました。
その中から、印象深かった共同浴場をご紹介します。

まずは、熊本県小国町にある山川温泉共同浴場です。
小国町は、大分県との境にある温泉の豊富な町で、山川温泉もその一つです。
共同浴場は、山川温泉の集落にひっそりとたたずんでいます。

お風呂には、硫化水素臭がする湯花たっぷりの新鮮な温泉が、かけ流されています。
それは大変心地よく、のんびりと過ごすことができました。

山川温泉への道のりには、このようなアーチ橋を見ることができます。

これは、旧国鉄宮原線の廃線跡で、アーチ橋の形は士幌線のアーチ橋に似ているなと思いました。
ただ、こちらは日本の原風景のような農村の景色で、大自然の中を走る士幌線とは異なる趣です。

続いては、近くの奴留湯温泉(「ぬるゆおんせん」と読みます。)の共同浴場に入浴しました。
こちらも硫黄泉なのですが、その名の通りぬるいお湯がドバドバとかけ流されています。
ぬる湯好きの自分的には大変心地のよい温泉で、1時間くらい長湯してしまいました。

素晴らしい共同浴場がたくさんある小国町、恐るべしです。

鶴の湯別館 山の宿

あけましておめでとうございます。
昨年もあちこちと旅行に出かけましたが、12月に出かけた温泉のうちいくつかを、何回かに分けてご紹介します。

2週間ほど前、鶴の湯温泉別館 山の宿に出かけてきました。
有名な鶴の湯温泉の別館で、1kmほど離れたところにあります。

まずは、宿の送迎バスで鶴の湯本館の露天風呂を楽しみました。
(別館の宿泊者は、無料で送迎と入浴ができます。)
足下湧出の極上な露天風呂で、雪見風呂を楽しみました。

別館に戻り、宿のお風呂も楽しみます。
別館は、すべて貸し切りの風呂になっているため、静かに湯浴みを楽しむことができます。
お湯は鶴の湯本館の「白湯」を引き湯しており、乳白色の硫黄泉を堪能できます。
また、別館のお風呂は、9月にリニューアルされたばかりなので、非常にきれいです。

こちらは露天風呂。
時がたつのを忘れるくらい静かな空間で雪見風呂を楽しめます。

内湯は木の香りと肌触りが心地よく、窓が大きいので雪見も楽しめます。

食事は、いろり端に用意された席でいただくのですが、こちらも素晴らしかったです。

静かな空間で楽しむ湯浴みは、非日常感がすごくあって非常にリラックスできました。
本館ももちろん素晴らしいですが、静けさを求めるのであれば、別館をお勧めしたいです。

貝掛温泉

年末ということで忙しい日々を過ごしていますが、やはりリフレッシュしたくなったので、新潟県の貝掛温泉に出かけてきました。

こちらは、目に良い温泉ということで、仕事柄目を酷使している自分的には大変ありがたい存在です。
泉質は、ナトリウム カルシウム 塩化物泉 で、ぬるめの源泉なので長湯が思う存分楽しめます。

ちょうど体温と同じくらいの湯温なので、非常に心地よく、ウトウトとしながら2時間近く入浴してしまいました。ぬる湯好きなので、非常に心地よい湯浴みを楽しむことができました。

貝掛温泉は前から気になっていた存在でしたが、今回初めて訪れることができ、大満足な週末を過ごすことができました。

ぬる湯好きな方は、是非足を運んでみてください。

瀬戸瀬温泉

非常に久しぶりの更新です。

先週の3連休に、北海道に出かけてきました。
本来ならば毎年恒例の紅葉見物というところなのですが、今年は台風の影響により計画の変更を余儀なくされました。

元々の計画では、ぬかびらユースに2泊して高原温泉に行く予定でしたが、三国峠も高原温泉への道路も通行止めのため、不可能になりました。

そこで、ぬかびらを泣く泣く1泊に短縮して迂回をし、最終日に銀泉台を目指すことにしました。
その結果、迂回ルート上でどこか1泊することになったのですが、せっかくなので、前から気になっていた瀬戸瀬温泉に泊まることにしました。

瀬戸瀬温泉は遠軽町にある温泉宿で、宿泊は素泊まりのみとなっています。
ですので、夕食は遠軽の街中にある回転寿司店で済ませました。
お客さんが大変多い人気店で、サンマが特に美味でした。

夕食後、お目当ての瀬戸瀬温泉に向かいました。
瀬戸瀬温泉は日帰り入浴を20時まで営業しており、結構入浴客がいましたが、それ以降は静かにゆっくり楽しむことができました。

泉質はアルカリ性単純温泉で、スベスベとした肌触りが特徴の大変気持ちの良い湯で、浴後もしばらく体の温かさが継続しました。

場所が観光ルートからはやや外れているので、行き辛いところですが、なかなか良い湯だったのでまた機会があれば訪れたい温泉でした。

翌日、ようやくたどり着いた銀泉台は、事前の情報よりは紅葉が進んでいて、無理矢理にでも行った甲斐がありました。しかし、来年はもっと無理なく楽しみたいものです。

中山平温泉 赤倉温泉

前半戦3日目は、まず鳴子温泉郷の一つ中山平温泉のしんとろの湯に立ち寄りました。
中山平温泉はアルカリ性のお湯が特徴で、非常にツルツルした感触を楽しむことができます。
しんとろの湯もそのような特徴を十分に備えていて、大変気持ちが良かったです。

次は、山形県に入ってすぐの場所にある赤倉温泉三之亟へ。
こちらもアルカリ性の温泉となっており、天気の良い日差しと近くを流れる川の音を聞きながら楽しむツルスベの湯は最高でした。

東鳴子温泉 鳴子温泉

高湯温泉を楽しんだ後は、東北自動車道を走って一気に鳴子に向かいました。
鳴子に着いてから宿に入る前に一風呂ということで立ち寄ったのが、東鳴子温泉のいさぜん旅館です。
こちらは、複数の源泉を楽しむことができ、特に自家源泉の炭酸水素塩泉はぬるめで泡付きもあって心地よかったです。

この日の宿泊は、鳴子温泉の湯治宿東多賀の湯です。
こちらには一度宿泊してみたかったので、念願が叶いました。
ここはとにかくお湯が素晴らしいです。かなり強い硫化水素臭のする乳白色の源泉が大量にかけ流されています。硫化水素の濃度が高いので、窓を常に開けておかないと危険なくらいです。当然、浴感は最高で、ここで湯治ができたらいいなと本気で思いました。

この日は夕食なしのプランだったので、夕食をとるために鳴子の温泉街を散歩しました。夜の温泉街は静かでしたが、趣があり気持ちよかったです。

そして、散策だけではなんなので、ダメ押しに温泉街にある有名な共同浴場 滝の湯 にも入浴してきました。
こちらは鳴子を代表する温泉施設で、鳴子に来たらやはり外すわけにはいきません。
熱めの浴槽とぬるめの浴槽を交互に楽しんで、2日目をシメました。

高湯温泉

前半戦2日目は、磐梯吾妻スカイラインを走って高湯温泉を目指します。
この日も天気は非常に良く、磐梯吾妻スカイラインのドライブは非常に快適でした。

非常にいい天気なので、途中の浄土平レストハウスに立ち寄り、小吾妻富士のミニ登山や湿原の散策を楽しみました。

散策を楽しんだ後は、高湯温泉の共同浴場あったか湯へ。
こちらは、250円という格安のお値段で高湯温泉の名湯を楽しむことができる施設で、大変人気があります。
綺麗な乳白色の硫黄泉を満喫することができました。

野地温泉 鷲倉温泉

今年のゴールデンウィークは、前半5日と出勤日を挟んで後半5日という日程でした。
ですので、前半は南東北、後半は鹿児島の湯巡りを楽しんできました。

前半戦に最初に向かったのは、福島県の土湯峠近くにある野地温泉です。
これぞ硫黄泉という硫化水素臭たっぷりの湯を満喫しました。

次は、近くの鷲倉温泉へ。
初日はこちらに宿泊しました。早い時間の到着なので、かなりまったりとした時間を過ごすことができました。

鷲倉温泉は酸性緑礬泉と硫黄泉の2種類の源泉があります。
酸性緑礬泉の方は露天風呂となっており、鉄の臭いのする赤みがかった湯を楽しむことができます。

硫黄泉は内湯と、内湯に隣接した露天風呂、貸し切り露天風呂とあり、それぞれ心地よい時間を過ごすことができました。
夜に星空を見ながらの湯浴みは最高でした。