三瓶温泉 湯元旅館 (出雲・石見の旅 その2)

宿は三瓶温泉の湯元旅館さんにしてみました。

三瓶温泉は三瓶山の南麓にある小さな温泉街です。湯元旅館さんはその名の通り湯元なので、三瓶温泉の上質な湯を思う存分楽しむことができます。泉質はナトリウム―塩化物泉で、温度は39度とぬるめです。そして、特筆すべきなのは、その湯量です。なんと毎分2500リットルです!もちろん、この量を全て湯元旅館さんで使用するわけではありませんが、宿の浴槽には大量のお湯がこれでもかというくらい掛け流されています。

夏場と言うこともあり、気温が高くて暑いのですが、そういうときにはこのくらいの湯温が本当に心地よく、かなり長湯をしてしまいました。

宿の女将さんによると、毎年6月下旬頃には蛍を見ることができるそうです。ですので、次はこの時期を狙って再訪したいなと思いました。

出雲・石見の旅 その1

サンライズ出雲号に乗って、島根県を旅してきました。

島根県は、以前奥出雲おろち号に乗ったときに訪れた程度で、まともに観光したことが無かったのでとても新鮮でした。ですので、今回は島根の旅のモデルコース的な比較的ベタな観光をしてきました。

乗車したサンライズ出雲は、出雲市駅に1時間ほど遅れて到着しました。途中の浜松駅付近で線路に人が立ち入ったために遅れたそうです。サンライズ出雲に乗ることが今回の旅の大きな目的の一つなので、より長い時間乗れてラッキー(?)でした。

出雲市を訪れるのは初めてなので、まずは出雲大社を目指します。

参道を歩いていると、なぜか身が引き締まってきます。

出雲大社の本殿は現在改修工事中とのことで、残念ながら参拝できませんでしたが、神様はこちらの御仮殿に移られているそうで、参拝はこちらで行いました。

出雲大社の後は、鉄道好きとしては見逃せない大社駅跡を見てきました。大社駅はJR大社線が廃線になる1990年まで使用されていた駅で、出雲大社を模して作られた非常に立派な駅舎が特徴です。現在は国の重要文化財に指定されています。

駅の中には、往年の賑わいを写した写真が表紙になっている時刻表が展示されていました。

北京へ行ってきました

水曜日から金曜日まで中国の北京に出張してきました。中国に行くのは初めてだったので、大変新鮮な体験ができました。

まず驚いたのが、道路の交通事情です。とにかく全体的に運転が荒っぽいです。クラクションもバンバン鳴っていました。歩行者や自転車なども車道を悠然と横切っていきます。自分が北京で運転したら、確実に人を轢く自信があります。(笑)

町中の様子です。横断歩道は赤信号ですが、そんなのはお構いなしです。(汗)

北京の街は近代的なビルが建ち並んでいて、さすが中国の首都だと思わせますが、少し外れると昔ながらの風景が見られるのも面白いです。

今回は仕事での出張なので、当然ながら期間のほとんどは先方との打ち合わせでしたが、最終日に少し時間に余裕ができたので、世界遺産である「天壇」を観光してきました。

天壇は、明から清の時代の皇帝が天に祈りを捧げた宗教的な場所で、1998年に世界遺産に指定されています。現在は、史跡全体が非常に大きな公園として整備されており、多くの観光客で賑わっています。

圜丘壇という天を祭るための儀式を行う場所では、観光客が代わる代わる祈りのポーズをして記念撮影していました。

皇帝が祈りを捧げたという祈年殿です。
北京のシンボル的な建造物の一つだそうで、大変美しい作りとなっています。

食事も大変美味しかったですし、異国ならではの経験もできたので、大変良い時間を過ごせました。

湯田川温泉 正面湯 / あつみ温泉 越後屋旅館

GWで巡った温泉シリーズの最終回は、山形県庄内地方の2つの温泉をご紹介します。

一カ所目は、湯田川温泉です。湯田川温泉は約1300年の歴史を誇る由緒ある温泉で、こぢんまりとしていますがなかなか良いムードの温泉街です。

今回入浴したのは、共同浴場の正面湯です。

近くの商店で入浴券(200円)を買うと、お店の人が鍵を開けてくれるシステムとなっています。
泉質は、ナトリウム・カルシウム-硫酸塩温泉で、無色透明のお湯がザバザバと掛け流されていて、すごく浴感の良いお湯でした。さすが新湯注入率を自慢するだけのことはあります。

二カ所目は、この日の宿泊先であるあつみ温泉の越後屋旅館です。

お風呂は、ナトリウム・カルシウムー塩化物硫酸塩温泉の新鮮なお湯がたっぷり掛け流されており、こちらも大変心地よい湯浴みとなりました。

また、食事も日本海の海の幸をたっぷり使用したもので、大変美味しく、旅の最後を締めくくるにふさわしい素晴らしいお宿でした。

日景温泉

GWで巡った温泉紹介シリーズの続きです。
今回は、秋田県と青森県の県境、矢立峠にある日景温泉です。

矢立峠周辺には、津軽湯の沢温泉、古遠部温泉、矢立温泉など強豪揃いなのですが、今回はまだ宿泊したことのなかったこの日景温泉をチョイスしてみました。

お風呂はヒバ造りの広々とした湯船に白濁した硫黄泉が掛け流されていて、大変素晴らしいお湯です。ここで湯治をしてアトピーが治ったという人もいるそうなので、効能も期待できます。

成分分析表です。

温泉でも癒やされましたが、宿の名物の猫にも癒やされました。

次の日は、弘前城の桜を堪能しました。
弘前城は日本有数の桜の名所だけに、城内に何時間いても飽きることはありませんでした。


せんべぇ (2012年07月08日 23時21分)
日景温泉の内湯、すっきりとした美しさでかっこいいですね。
遠いけど、入りに行きたいです。

情報システム部(2012年07月09日 23時59分)
余計なものが無いシンプルな美しさですね。
ヒバ造りの湯船は入り心地もいいので、機会があれば是非行ってみてください。

八甲田温泉

今回ご紹介するのは、八甲田温泉です。八甲田温泉は、その名の通り八甲田山の麓にあります。八甲田周辺には酸ヶ湯温泉をはじめとして名湯が沢山ありますが、その中の一つになります。

八甲田温泉には源泉が何本かあり、泉質もそれぞれ異なっていて、もちろん全て掛け流しなので湯浴みを思う存分楽しむことができます。宿のご自慢は、今年からオープンした炭酸泉「ラムネ会館」です。ラムネ会館では炭酸泉がたっぷり注がれた湯船を楽しむことができ、使っていると体中が泡々になります。炭酸泉なのでぬるめですが、長く浸かっていると徐々に温まってきます。暑くなるこれからの季節には最適なお湯と言えるでしょう。

宿を出た後は、奥入瀬を散歩したり十和田湖の遊覧船に乗ったりと、この時期のさわやかな青森を楽しみました。

新岡温泉

次にご紹介するのは、青森県岩木山の麓にある新岡温泉です。
新岡温泉は鄙びた温泉民宿ですが、現在は日帰り入浴が中心のようです。(タイミングによっては宿泊も可能なようです。)地元のお客さんが入れ替わり立ち替わり訪れて、結構賑わっていました。
泉質は、ナトリウム 塩化物 炭酸水素塩泉で、大変温まるお湯です。また、泡付きもあって心地よい入浴感です。津軽の温泉は本当に名湯ばかりなので、いくら時間があっても足りません。

路線バスで訪れることも可能ですが、本数が少ないので注意が必要です。

宿の目の前には、岩木山が雄大にそびえていました。

藤七温泉

もう1月以上前のことになりますが、ゴールデンウィークはここ数年恒例となっている東北の湯巡りドライブをしてきました。その中から、まだご紹介していない温泉地を何カ所か取り上げてみようと思います。

まずは、八幡平の山頂付近にある藤七温泉です。

内湯は木造の趣のあるもので、硫黄泉が注がれています。

藤七温泉の白眉はやはりワイルドな露天風呂でしょう。
露天風呂は全て足元湧出なので、新鮮なお湯を満喫することができます。
ただ、源泉の温度が非常に高いので、モロにあたると結構熱いです。
この時期はまだ雪が沢山あるので、雪の壁を見ながらの湯浴みはなかなか面白かったです。

宿までの道路は、この時期見事な雪の回廊となっていて、雪の壁に圧倒されました。


みぃーちゃん (2012年06月18日 14時37分)
この露天風呂外にあるようですが、女性の入浴は?
こんなところでのんびりしたい!

情報システム部(2012年06月18日 22時40分)
女性はバスタオルを巻いて入っていました。(宿でも販売しているようです。)また、女性専用の露天風呂も別にあるようなので、そちらであれば問題なく楽しめると思います。

晴れていれば、夜は満天の星空の下で入浴できるので、気分転換には最高の場所かもしれません。


壱萬弐仟圓の本

Amazonでなんとなく商品を検索していたところ、こんなものを見つけました。

上士幌の方にはおなじみの「ぬかびら見聞録」です。
Amazonで取り扱っているということに驚きましたが、それよりも注目すべきは値段です。なんと、12490円!!!です。

実に定価の約25倍!
すごいプレミアがついています。
この本、こんなに貴重なものだったのですね。

思わず、手持ちの1冊を1万円くらいで売れないものかと、良からぬことを考えてしまいましたが(笑)、今後も大事にしていこうと思います。

著者の皆さん、手持ちの在庫を高値で売れるビジネスチャンスの到来です。(笑)

冗談はさておき、これは「4号を早く出せ」という市場からのメッセージと捉えていただければ、個人的にはうれしいです。4号が出るのを期待しております。