昨夜、宿でくつろいでいたら、今日の宿泊先であるぬかびらYHのせんべえさんから電話がありました。
なにか緊急事態かなと思い、やや緊張しながら電話を受けて話を聞くと、なんと然別峡のかんの温泉が復活したとのありがたい情報。なんでも、今日21日まではオープン記念で無料で入浴でき、YHに泊まった翌日の22日は施設点検のためお休みとのこと。つまり、YHに来てから知らせても意味がないので、わざわざ電話してくださったのです。
大変ありがたい情報をいただいたので、当然今日は復活したかんの温泉に行ってきました。
それでは旭岳温泉からかんの温泉に直行といきたいところですが、せっかくの旭岳、何もしないのはもったいないので、午前中はロープウェイで上に登り、姿見の池周辺を散策してみました。
麓からみると、山頂は雲がかかっているように見えましたが、姿見の池周辺は雲より標高が高かったので、山頂がきれいに見えました。また、下の方は、雲海が広がっていてなかなか美しい風景でした。高山植物もなかなか見応えがあり、気持ちのよい散策となりました。



午後は、狩勝峠経由でかんの温泉に移動しました。
かんの温泉は本日まで無料入浴ということもあり、駐車場が満車となるほどの大盛況。
施設も見違えるほどきれいにリニューアルされていました。

浴場は、男女別の内湯と、貸し切り露天風呂(本日は入浴せず)、足下湧出の半露天風呂(本日の時点ではまだ入浴不可)に再構成されていました。内湯は1日おきに男女が入れ替わるそうです。今日入浴できたのは、以前大浴場と呼ばれていた浴場で、女性用となっていたのは以前中浴場と呼ばれていた浴場です。以前小浴場と呼ばれていた浴場は廃止になった模様です。本日の男湯は、以前の大浴場の雰囲気をそのまま残しつつも、洗い場や脱衣所は非常にきれいになっており、懐かしさと快適さを兼ね備えた施設になっていました。今日は入浴者が非常に多く、熱交換機が設置されるまでは暫定的に加水されているそうなのですが、それでもかんの温泉らしい浴感を得ることができ、本来のコンディションで入れるとさらに素晴らしいのだろうなと十分期待できるものでした。

今日は入ることが出来なかった足下湧出の浴場(旧クロレラの湯)は、見学することは可能で、壁が取り壊されて半露天風呂になっていました。湯を触ってみたところ結構熱かったのですが、現在のオーナーさんは湯の扱いにこだわりがあるらしく、加水をしないで足下湧出のこの浴場を適温にするように検討されているそうです。(まだ解決法が未定なので今日の時点では入浴不可とのこと。)
足下湧出の湯を加水なしで適温にする方法は、素人の自分には全く想像できませんが、オーナーのこだわりに期待したいところです。


このように、まだ未完成な部分はありますが、新生かんの温泉には今後期待できるので、またいつか訪れてみたいと思います。
貴重な情報を教えていただいたせんべえさん、大変ありがとうございました。
- せんべぇ (2014年08月22日 00時27分)
- 貴重なレポートありがとう!
オレも早く入りに行きたいです。
- 情報システム部(2014年08月22日 22時22分)
- ユースでかんの温泉ツアーをやってみたらどうでしょう。