今回は、温泉津温泉に2つある外湯「元湯」と「薬師湯」に立ち寄りました。
元湯は、温泉津温泉といえばここというくら有名な共同湯で、この日も沢山の客で賑わっていました。泉質は含土類食塩泉で、非常に濃厚なお湯が掛け流されています。床や浴槽が茶色くなっていて、成分が濃厚であることを伺わせます。浴槽は3つに仕切られており、そのうちの一つは湯温が48度くらいあって入ることができませんでしたが、他の2つの浴槽で熱めの濃厚なお湯を楽しむことができました。
薬師湯は元湯の斜向かいにあり、独自源泉の濃厚なお湯を楽しむことができます。番台で料金を支払うと、温泉の入り方について詳しくレクチャーしてくれました。曰く、はじめは1分くらい浸かってすぐに出て少し休み(温泉が濃厚なので体を慣らす意味合いがあるそうです。)、その後も2~3分くらいの入浴を数回繰り返すとのことでした。(記憶が曖昧のため、若干間違いがあるかもしれません。)
浴室は、こちらも濃厚な成分によって浴槽や床が茶色く変色しており、やや熱めのお湯がこんこんと掛け流されていました。さきほどのアドバイス通りに入浴して、素晴らしいお湯を堪能することができました。
食塩系の非常に濃厚なお湯なので、湯上がり後はベトつくかなと思いましたが、全くそんなことはなく逆にさらりとした感じになり、爽快でした。
どちらもまた訪れてみたい名湯で、よい旅の締めくくりとすることができました。