2011年8月の旅(5日目 その2)

オロロンラインを北上して、稚内まで来ました。
稚内桟橋駅の跡である防波ドームに立ち寄ります。

ここは稚内と樺太(サハリン)を結んでいた稚泊航路が発着していた場所ですが、終戦直後には樺太から引き上げてくる人で溢れて大変なことになっていたそうです。今ではきれいに整備されて当時の様子をうかがい知ることは困難です。

稚内の後は宗谷岬です。
この日はサハリンがうっすらと見えました。

ここからはオホーツク海沿いを南下して、枝幸まで行きます。
その途中で立ち寄ったのが神威岬です。

神威岬はアイヌの人々が「神霊の宿る地」として敬っていた土地で、確かにどこか神秘的な感じがします。
また、日高山脈がオホーツク海側へと沈む最北端ということだそうです。襟裳岬から神威岬までを旅してみるのも面白いかもしれませんね。